2009年3月3日火曜日

酒と涙と男と女(アナザーストーリー)   

 父の父は道庁で働いていた。OBとなってからも「赤レンガ」の地下にある部屋に出勤していたらしい。何をしていたかはよく知らないが、道庁内で酒盛りをしているOBが共産党につるし上げられた事があったはず。恐らくはメンバーに名を連ねていたことであろう。そんな父の父は私を連れてタバコを買いに行ったり風呂に連れて行ったりしてくれた。自分の都合で。誰も一緒に行きたがらないし、一人で行くと危ない(よく転んだり倒れたりしていたらしい)から。ある日、先日火事で焼けて立て替えたらしい「いっしんどう」という雑貨やに私を連れて行った「わしはこいつに期待しているんだ」と持ち上げてくれた事を懐かしく思う。何故「火事で立て替えたらしい」かと言うと、父いわく「舗装用のバーナーで火がついた」と言っていた。が、舗装工事で火事なんて聞いた事あります?私は今でも信用していない。取り合えず「いしんどう(一心堂かな?)」が新しくなってしまったことは確かなことである。つづく

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